車、カメラ、時計と三大メカニカルものが大好きなxjの徒然なるままに

2008-07-19

モノクロ写真

初めて意志を持って写真を取ったカメラは、家にあったオリンパスペン。ハーフサイズで高価なフィルムが倍使えて、格子状のガラスのパーツが印象的だった。
初めて自分で買ったカメラは、キヤノンAE-1。シャッタースピード優先で、ファインダー内の絞り値を確認しながら、ボケぐあいの良い絵が忘れられない。
その後、銀鉛式のバカちょんカメラが3—4台、防水カメラが2台、APSカメラが1台。最後の銀鉛式カメラがニコンF60。子供たちの写真は撮ったが、カメラ自体にこれと言って記憶がない不思議な機械。
初めて買ったデジカメがパナソニックLUMIX DMC-F7。ライカの名前のついたレンズは、思い込みであっても、深い色合いが印象深かったが、最悪3—4枚でバッテリー切れ。バッテリーを気にせずバシャバシャ取れたカメラがカシオEXILIM EX-Z50。その分、印刷することもなく、意志のない画像

新しくなるごとに機能が付加され自動化され便利になったカメラ。
でもそれと同時に人間味のない機械になった。
機械には意志が宿っているものと思う。

人生の最後に使っていたいカメラは、そういう機械でありたい。