Passatも2回目の車検で、何か次の車をと、いろいろ物色を開始。Audi、BMW、Mercedesと定番のようなつまらない車も試乗した。ひやかしでPorche、Alfaも考えたりもした。念のため、一度、Jaguarも見てみようといいうことで、環八のお店に。当時はまだSタイプがあったので、これをターゲットにしていて、試乗もした。感想は、これ本当にあのJaguarという感じで、どう考えても猫足ではない。少しがっかり。ためしにXJに試乗させてもらって納得で、購入欲一気にボルテージアップ。勢いで一度自宅の車庫に入るか試させてと、自宅に向かう。巨大な車体なので、車庫に入らなければあきらめもつくと思ったが、意外とあっさりとはいってしまう。その日は見積書もらって帰宅。
それならと目黒のお店に行って、再度、試乗。今度は、XJ、S、Xとすべてに乗ってみる。やはり、うわさどおり、Sは所詮FordのLincoln、XはMondeo。XJは別格だった。
楽しい悩みで悶々とするなか、店長も背中を押し、家内が背中をどんとついたので決定。
ちなみにいつもの目黒通りからの坂道はすいすいと加速。実は、試乗で、わざわざこの坂を登りに行った。
子供のころからくるまが好きで、あこがれのくるまでもあったし、会社生活の初期に英国出張で乗ったJaguarの乗り味が忘れられず、それがMy Carとなった喜びは大きい。新車のJaguarは少し気恥ずかしいが、長く乗り続けて、古典にしてゆったりと乗りたいくるまである。