午後、家内と水道橋の宝生能楽堂まで能の鑑賞に行く。
確か小学生のころに京都の能楽堂に社会見学で行って以来だと思う。
この雰囲気はなんとなく、気持ちがしゃきっとするような気がする。
[RICOH GR Digital III 28mm F1.9]
と言うものの、眠気との戦いは過酷である。
今日は、辰巳満次郎さんの会で、鬼がテーマ。
初めのほうの演目は短めだったのでテンポ良く曲調が変わるので何とか持った。最後の「紅葉狩」は長かったのと、女性に化身していた鬼が、鬼の本性を見せるまでのゆったりした流れが、眠りにいざなう。うたた寝をと言うより、瞬間的に意識を失う。それでも最後のテンポの良い「急ノ舞」は、しっかりと楽しめた。今日は、野村萬斎さんも出演。
[曲目]
大江山
土蜘
歌占
鬼の継子
山姥
紅葉狩
こちらの能面は、紙一枚で作られたものとのこと。
14時開演で終わって外に出たら16時50分、きれいな雲がでていた。