たまたま角が割れてしまったSuicaカード。
興味あったので捨てる前に中を分解してみた。
[RICOH GR Digital III 28mm F1.9]
子供のころにも良く気になるものを分解したが久しぶりにやってみた。
そういえば、覚えている分解では、ペンダント式のオルゴールがあった。中がどんなになっているのか、ケースを取って、歯車を留めているねじを緩めていた。そうすると、肝心の音の出る櫛の部分を折ってしまった。元に戻してはみたものの、情けない鳴り方をしたのが今でも耳に残っている。
と言うことで、Suicaは意外と薄っぺらいプリント基板(と言うか、プリントペーパーみたいなもの)であった。プリントの配置はカードより一回り小さくなっている。
表の皮一枚を剥がすときに、基盤の一部も破損したようで認識はしなくなった。
日本の携帯メーカーはガラパゴス化と言われて久しい。「お財布ケータイ」もそのひとつの機能と言える。しかし、中身はこのような紙ぺら一枚のシートがハードウェアとして必要なだけなのでは?もちろん制御用のソフトウェアで、自動チャージとかいろいろプログラムは書かないといけないのだろうが、何となくこれを見ると複雑な気持ち。こんなことで月に100時間以上残業して開発していて、本当に世界で勝てるの?がんばれ日本。