基礎土曜講座の最終回。
今日は講師の梶山博明先生が、自分の作品を見せながら、ポイントを説明。
・斜め線があると画面に動きがでる
・三分割、黄金分割
・真ん中に置かずに少しずらす
・構図は、待って完成する
・逆光を利用する(太陽の手前にやしの木)
・偏向フィルターを使うと色が濃くなる
・オーロラ撮影なら広角、マニュアルで無限遠、マニュアル露出15秒
(ISO800、F4とか5.6で30秒、電池は20分でだめになるので予備が必要)
・水面は低い位置で撮る、広角で水溜りの淵まで行って水面ぎりぎり
・長時間露出(30秒)でその間にライトを花に当てると(4~5秒)ハイライトされる
・余計なものが写る時は洗濯バサミでよける
・落ち葉を手持ちでレンズの前において、前ボケでいらないものを隠す
・風景撮影はやっぱり朝と夕方
・トンネル構図はその先にあるものに集中させる
・写真を撮るときは縦と横を両方撮っておく
・水面などで映る面があるときは極端に(真ん中分割とかほとんど水面など)
・Previewを押さないと開放の絵を見ている
・プリンタでA4フチなしにすると写真の両サイドがカットされてしまう
・ピントをど真ん中でなくはずしていく
・写真はどうしても足し算になる、引き算を考える
・広角は何かを中心に置き背景に広がりを
・画面の端を横切るものは邪魔
・水面は変化する、波紋など
・川を流れるようにするには最低1.3秒
・背景のボケにも変化を(例えば色が変わる)
・前ボケを活用する
①学ぶ、基礎をしっかりと
②撮る、たくさん
③反省する、必ずチェックしてよく見る
④研究する、良い作品(写真、絵画、美術品など)を見る
→良い作品を真似ることが上達への近道
その後、先週の昭和記念公園での各自の作品を講評。
持ち込んだ3枚の作品については以下のような評価だった。
歩いている男女をオレンジの花が応援していると説明。講評は、人がいるとは言われるまで見えない、道の曲がり方はいいが、道がテーマならもっと左側まで入れて大きくしたほうが良いと言うことで、別に何でもないという反応。
これはボツ。
[Nikon D90]
蓮の一生と説明。講評は、中心部が少しうるさい、多すぎる、もっとシンプルにと言うことで、これもそれほど興味は無いという反応。
これはまあもう一息。
竹のすがすがしさを表現したと説明。講評は、シンプルさが良い、背景の木漏れ日のボケが良い、家に是非飾ってくださいとの反応。
これは良し。
これで4回シリーズが終了。
趣味の講座を取ったのは初めてだったと思うが、結構、楽しくためになった。
これからもいろいろ撮影して「作品」が撮れるようにしていきたい。