車、カメラ、時計と三大メカニカルものが大好きなxjの徒然なるままに

2009-06-02

Too Big も To Fail


[Nokia E90]

GMがChapter11の適応を申請。
20世紀の石油と自動車の時代が大きくパラダイムシフトしているのを感じる。
自動車が繁栄と成長と富と幸福のシンボルであったのが、いつのまにか多くの人にとって、ただの移動手段でしかなくなった。いまや、自動車より携帯電話にお金をかける世代が主流となった。都市では駐車場難で使い勝手が悪く、田舎だけが交通機関の問題で複数台所有。それも価格と維持コストの安い軽自動車が多数を占める。
あのあこがれとかかっこよさや熱い想いは、今のくるまにはなくなってしまっている。あれだけくるまが大好きだった自分が今のくるまにひとつもときめかないのは年のせいだけでもない。くるまそのものがつまらなくなっている。
この困難な時代の先にはどんな文化が花開くのだろうか。少なくとも、標準品・大量生産品路線よりは、一生モノ・少数生産品に感性はシフトするように感じる。