車、カメラ、時計と三大メカニカルものが大好きなxjの徒然なるままに

2008-07-19

#3 1987~1989 Alfa Romeo Alfasud Sprint 1.5 Quadriforio Verde

ここから車好きが爆発。一年落ちの中古で購入。当時の取り扱いディーラーだった日英自動車に声をかけておいたところ、たまたまこれから会社の寮から外出しようとしていた日曜日のお昼前に、電話ですと呼び戻されて予定変更芝浦へ。整備工場に佇む姿を見て、くらくら、試乗して、即お買い上げ。水平対向でスムーズな高回転。ハンドルを切る前に方向を変え始める(気がする)車は、これが最初で最後。秘密は、インボードのブレーキシステム、バネ下荷重を低減するために、ブレーキはサスペンションにぶら下がっているのではなく、エンジン側についている。これが回頭性の向上につながる。ただし、ブレーキオイルパイプがエンジンやギヤボックスの上を這っており、ハードブレーキンングを繰り返すと、簡単にベーパライジング。箱根を登ったり下ったりで一度、筑波の走行会で一度、もう少し走っていたら、箱根の崖下か、最終コーナーのフェンス乗り越え。当時のアルファは壊れる壊れる。ショックアブソーバーが抜ける、ブロワーレバーが折れる、ブレーキのオーバーホール、エンジン下ろしてオーバーホール、フロントガラス内側に雨漏り。。。修理工場に入れる前は「もう二度とこんな車、誰が乗るか」と憤慨していたが、戻ってきたアルファを乗って帰る間に、「やっぱりアルファ」とべたぼれ。結局、一度も車検を取らず、2年乗って、インド出張の間に売却。数々の修理とインド出張、そして2ヶ月の免停で、実質、1年程度の付き合いだった。